• 難病治療、第一三共が新会社 革新機構など出資(日経)
    患者数の多い病気の薬に優先して取り組むのは経営的にはもちろん、人類の福利厚生の観点からも間違ってはいない。患者数の少ない病気の薬を優先すれば資金以外の資源も患者数の多い病気の薬から奪うことになる。では市場機能に任せたら希少疾患の薬は開発されないのかと言うとそうではない。むしろ価格機能を自由に働かせれば政府の関与したプロジェクトよりも結果を出すだろう。...
  • ヘリコプターマネー擁護論 日本でも有効(FT Martin Wolf)
    ・中央銀行のバランスシートの急拡大や超低金利にもかかわらず、広義のマネーの量は金融危機が始まって以来伸び悩んでいる・預金はローンの組成に先立つ資金ではない。ローンが預金を生み出す・貸し付けを阻む要因は借り手の支払い能力と貸し付けの収益性・準備預金の供給増は、民間銀行の貸し付けを増やす方法として非効率であって、危険なわけではない・過去の過剰で作られたデレバレッジの罠から抜け出そうとして、将来の脆弱性...
  • 日米仏の富裕層増税、格差是正・税収増の効果は(日経)
    リスクをとる意思と能力のある人のインセンティブを削ぐマイナスが大きい割に増収効果はわずか。特に日本とフランスはそもそも所得税を払っていない人が多すぎる。税率を上げるより課税ベースを広げるべき。国会議員の定数削減や生活保護の不正受給対策など溜飲を下げてもらうだけの政治的作戦は実入りが極少なので、一時的に溜飲を下げた人たちもいずれ現実が改善しないか、むしろ悪化していることに気づく。小物政治家のアピール...
  • 的を射ないスターバックス批判(FT)
    ・利益を業務が実質的に生じた場所に分割し、それぞれの国で課税・各国政府は課税対象利益を「公正に」分ける公式に合意 企業会計におけるマネジメントアプローチのように、企業が業績評価(地域進出・撤退の意思決定やボーナスプール算出)に用いる管理会計あるいは投資家向けセグメント情報の数字を税務当局が使い、企業には(金融業監督における内部管理モデルのように)その合理性と一貫性を求めることも不可能ではないだろう...
  • 鉱山権益を段階譲渡 政府、メーカーの取得支援(日経)
    譲渡価格(入札下限金額?)は埋蔵量の不明確な初期の安い価格で、2回目以降応札しない自由もあるならそれは分割払いではなく、商業採掘の価値があるとわかった時だけ当初の安値で購入できるオプションを与えるに等しい。当該権益単体のコストは回収できる価格だと言い張るかもしれないが、他の失敗案件のコストは賄えない。100%近く成功しない限り納税者負担になる。石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)に生まれ変わって旧...

プロフィール

Paston

アービトラージ型成長しかできないモノマネ経済(低収益社会)を脱するには確実性幻想の減殺が必要。

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